最近抜け毛が増えてきたと感じている方!それは抜け毛が多い季節だからなのか?はたまた慢性的、年齢的なものなのかが気になるところですよね?今回は抜け毛が増える様々な原因を解明していきたいと思います。
1、最近抜け毛が多いと感じたら疑ってみるべき事
最近、抜け毛が多いと気になるようなら、次の5つの点を見直してみましょう。
①食生活が変わった
生活環境が変化する際に、一緒に食生活も変わって、抜け毛の原因となることがあります。たとえば、一人暮らしを始めたり、忙しくなったりで、自炊が多かったのが外食や外で買うことがメインになったことで、栄養が偏ってしまう。あるいは、一食抜くようになったことで、栄養が不足しているなどです。
食生活が変化して、しばらくして抜け毛も多くなったと感じるようなら、食生活を見直しましょう。忙しい中で自炊や三食食べるのが難しいという場合でも、炭水化物・タンパク質・脂質、そしてビタミンやミネラル、このバランスを意識して食事を選んだり、サプリメントで補ったりすることで、食生活の変化をカバーできるはずです。
②ダイエットを始めた
ダイエットで食事制限、カロリー制限をしている場合、栄養不足により抜け毛がひどくなることがあります。ダイエットにより抜け毛が多くなったと感じたら、そもそもそのダイエット法は体に負担をかけ過ぎているので、見直すべきです。
食事制限、カロリー制限で、全体の食事量が減るのは仕方がありませんが、日中の活動量に対して食事を減らしすぎていないか、全体の食事のバランスは取れているのか、今一度見直しましょう。最近ダイエットで流行の糖質制限や炭水化物抜きダイエットも、やり過ぎるとエネルギー不足になり、抜け毛の原因となりやすいダイエット法です。
ビタミンやミネラルの不足に対しては、サプリメントも上手に活用しましょう。
③激しい運動を始めた
抜け毛対策として、適度な運動は効果的なのですが、激しい運動は逆効果になるかもしれません。抜け毛対策として有効なのは有酸素運動なのですが、激しい運動の場合、無酸素運動となり、交感神経が刺激され過ぎたり、活性酸素が発生してしまったりするのが、頭皮にとってはあまり良くありません。
④運動不足になっている
運動不足だけで抜け毛になることはあまりないとは思いますが、運動不足は血行不良や新陳代謝の衰えを招いてしまうので、頭皮にとっては良くありません。他の原因と合わさって抜け毛の原因となることはあるでしょう。逆に適度な有酸素運動を行うことで、血行を良くし、ストレスも発散されるので、おすすめです。前に説明した通り、激しいい運動を行う必要はなく、たとえば一駅分歩くとか、エレベーターでなく階段を使うようにするなども運動になります。
⑤ストレスを感じる出来事があった
ストレスが原因の抜け毛というと、円形脱毛症がイメージされますが、最近の研究では、円形脱毛症の原因はストレスとは限らず、ストレスが原因の場合も、直接的な原因ではなく誘因の一つとされているようです。
ただ、ストレスがかかることにより、自律神経やホルモンバランスが乱れ、結果、抜け毛多くなるということも考えられます。そのストレスが一時的なものならまだ良いですが、慢性的に続くものであれば、抜け毛だけでなく体のさまざまな箇所にダメージが表れてくるはずですし、ストレスをなくす根本的な対処が必要でしょう。
2、あなたの抜け毛は平均?1日に抜ける抜け毛の本数とは?
ヒトの髪の毛は2~6年ごとのヘアサイクルを繰り返しており、毎日髪の毛が抜け、新たな髪の毛が生えてきています。季節や個人による差もありますが、1日50~100本程度は平均的な抜け毛の本数です。
注意すべき抜け毛は、いきなり抜け毛の量が増えたり、新しい髪の毛が生えにくくなっていたり、髪の毛の質が変わったときなど。こういった抜け毛は、薄毛のはじまりである可能性があります。
3、抜け毛の多さと時期の関係
抜け毛は、時期によって多くなるということもあります。具体的には、季節の変わり目は、体調も変化しやすく、抜け毛が一時的に多くなることがあります。特に、夏から秋にかけては、夏の間の強い紫外線により頭皮にダメージが蓄積し、抜け毛が多くなることがあります。
4、髪の毛のヘアサイクルと季節の関係性
ヒトの髪の毛は、2~6年のヘアサイクルを経で、抜けては新しい髪の毛が生えてくるということを繰り返しています。ヘアサイクルは、一番長い成長期、2週間ほどの退行期、3~4ヶ月ほどの休止期からなっています。
成長期は文字通り髪の毛が成長している時期、退行期は髪の毛の成長が徐々に止まっていく時期、休止期は髪の毛の成長が完全に止まり抜けていく時期です。休止期の髪の毛と同時に新しい髪の毛が生えてきます。
ヒトの髪の毛は、常に1%ほどが退行期、10%ほどが休止期になっています。基本的に、ヘアサイクルが季節によって変化するということはないのですが、自律神経やホルモンバランスの乱れや、髪の毛や頭皮への外的ダメージにより、本来抜ける時期でない髪の毛が抜けたり、ヘアサイクルが乱れたりということは考えられます。
5、季節要因で抜け毛が増える?要因と対策
季節を要因する抜け毛の場合、季節によって原因が異なってきます。そこで、季節ごとに要因と対策を見ていきます。
①春に抜け毛が増える原因
・生活環境の変化によるストレス
日本において、春は生活環境が最も変化しやすい季節といえるでしょう。進学、進級、就職、昇進、転職。それにともなって引越など、生活環境が根本的に変化することもあります。生活環境の変化は、多かれ少なかれストレスをもたらします。このストレスにより、血行不良になったり、自律神経が乱れたりすることが、抜け毛の原因となることがあります。
・激しい寒暖差による自律神経の疲れ
冬から春にかけては、寒暖差の激しい時期でもあります。寒暖差が激しいということは、それに合わせて体もこまめに調整をしないといけないのですが、それがあまりに頻繁で落差があると、体がついていけずに自律神経が疲れてしまいます。これだけで抜け毛が多くなることはあまりありませんが、他の原因と合わさり抜け毛の原因となることは考えられます。
・気圧の変化による自立神経の疲れ
寒暖差が激しいということは、気圧の変化が激しいということでもあります。気圧の変化がヒトの体に影響をもたらすことは、最近ではよく指摘されるようになってきました。気圧の変化も、寒暖差と同じく、ヒトの体の調整機能である自律神経を疲れさせます。これだけで抜け毛が多くなることはあまりありませんが、他の原因と合わさり抜け毛の原因となることは考えられます。
②春に増える抜け毛の対策
・目元を温める
現代人は、PCやスマホを常に見る生活で、目が疲れている人がほとんどです。特に、生活環境が変化する春は、さまざまなことが新しく、常に緊張して目を凝らしていることが多いもの。たとえば寝る前に、目元を温めてあげることで、目からきている凝りや緊張がほぐれ、リラックスしてストレスを軽減できます。睡眠環境の改善にもなるでしょう。
・ぬるめの炭酸温泉水入浴
生活環境が変わり、忙しい中だと、夜もシャワーだけということが多いかもしれませんが、きちんとお湯に浸かって入浴することで、心と体をほぐしてリラックスさせ、ストレスの軽減になります。
ポイントはぬるめのお湯。長時間ゆっくりと入れ、リラックス効果も高く、血行も良くなります。さらにおすすめが、炭酸温泉水。炭酸は肌への刺激となり、血行促進効果も高くなります。最近は自宅で楽しめるアイテムもあるようです。さらに、毎日お湯に浸かるのが難しければ、週末だけでも温泉スパなどに行くのも良いですね。
・体を冷やさない
春は、温かくなってきた油断で、意外と体を冷やしがちです。体を冷やすと、血行が悪くなってしまいます。春で厚着ができなくとも、足首や首元、お腹周りを重点的にカバーするようにしましょう。
・睡眠の質を上げる
睡眠は、最強の回復法。良質な睡眠は、抜け毛対策にも有効です。しっかりと睡眠時間を取ることはもちろん、睡眠時間は取れているのに起きてもだるかったり眠かったりするという人は、睡眠の質が悪い可能性があるので、睡眠前や睡眠中の行動や環境を見直してみましょう。
すでに紹介した、目元を温めることや、ぬるめの丹さん温泉水入浴も、睡眠の質を上げるために効果的です。他にも、寝る前に軽くストレッチをしたり、寝る前1~2時間はスマホやPC画面をなるべく見ないようにしたりすることで、睡眠の質を上げることができます。また、寝具の見直しや、アロマオイルやハーブティーなど、睡眠の質を上げるアイテムを取り入れてみるのもおすすめです。
③夏に抜け毛が増える原因
・紫外線による抜け毛の増加
夏の紫外線ダメージは、もちろん頭皮にとっても良くありません。髪の毛がある分少しは防げていますが、肌が焼けるのと同じく頭皮もダメージを受けていますし、髪の毛も傷んでいきます。
・発汗による皮脂の増加
夏は他の季節に比べて汗をよくかきます。汗とともに皮脂も分泌されるので、夏は他の季節に比べて頭皮が汚れやすい季節といえるでしょう。
・海水浴の塩分やプールの塩素は抜け毛の原因?
プールの塩素は、プールの水を消毒し清潔に保つために使われますが、髪の毛頭皮の皮脂を奪ってしまいます。また、海水浴の場合、海水の塩分が髪の毛や頭皮の水分を奪ってしまいます。また、プールも海水もどうしても汚れも混ざっているので、それらも髪や頭皮に付着した状態になります。その状態で、一定時間過ごし、紫外線にもさらされるわけですから、余計に髪の毛や頭皮のダメージが大きくなってしまうのです。
・熱帯夜による睡眠不足
最近の夏は特に、熱帯夜が増えています。そうすると、どうしても睡眠の質は下がります。暑さで目が覚めて睡眠が細切れになったり、眠りが浅くなっていたり。そんな日が続くと、夏はどうしても睡眠不足に陥りがちです。睡眠不足が続くと、髪の毛や頭皮のダメージを十分に修復できず、ダメージがどんどん蓄積してしまいます。
・エアコンなどの冷房による頭皮の乾燥
夏は暑いからと冷房をつけっぱなしにしてしまうと、肌もそうですが、頭皮も同じく乾燥してしまいます。肌はまだ気づいて保湿をすることがありますが、頭皮の乾燥には気づきにくいものです。これも、夏の抜け毛の一因となります。
・夏バテによる食欲減退による栄養不足
日中も夜も暑く、暑い外と冷房の効いたオフィス、電車内との行ったり来たり……現代は、夏バテになりやすい条件が整っています。夏バテになると、当然食欲が落ちます。また、麺類など食べやすいものが炭水化物に偏ってしまうのも問題です。こういった栄養不足、栄養の偏りも、夏の抜け毛を促進させてしまいます。
・冷たいものを多量にのむ事で体を冷やし、新陳代謝を低下させる
ビールにアイスコーヒー、さらにアイスクリームやかき氷など。夏は、冷たいものの飲み過ぎ、食べ過ぎになりがちです。冷たいもの消化は、常温やあたたかいものよりエネルギーを使い、栄養の吸収効率が良くありません。そういったことが続くと、胃腸にもダメージが蓄積してしまい、ただでさえ栄養不足になりがちなのに、せっかくとった栄養も十分に吸収できないということになりかねません。また、消化吸収の機能が低下することで、新陳代謝も低下しやすくなってしまいます。
④夏に増える抜け毛の対策
・帽子や日傘、UVカットヘアスプレーで直接紫外線を浴びない
頭皮には肌のように日焼け止めを塗るわけにはいきませんが、帽子や日傘などで紫外線をかなり防ぐことができます。また、頭皮や髪の毛に使えるUVカットヘアスプレーも登場しています。
・頭皮の温度と湿度を下げすぎない
極端な温度、湿度の変化は、頭皮環境を悪化させます。これは、頭皮に限りませんが、冷房の使い方などを工夫し、温度と湿度が急変化しないような生活環境を整えることが、夏にバテずに健康的に過ごすコツです。
・頭皮を清潔に保つ
夏はどうしても頭皮が汚れがちなので、汚れをしっかりと落とすことを意識しましょう。ただし、シャンプーのし過ぎは頭皮に必要な皮脂や水分を奪ってしまうので、シャンプーは1日1回程度にとどめ、水でしっかりと汚れを落とします。
・しっかり睡眠をとる
どうしても睡眠不足になりがちな夏は、意識して睡眠をとるようにしましょう。ただ睡眠時間を増やすだけでなく、良質の睡眠をとれるように睡眠環境も整えることが大切です。
・バランスの良い食事
夏だけではありませんが、冷たいもの、麺類など食べやすいものに偏りがちな夏は、他の季節にもまして、食事のバランスを意識した方が良い季節です。同じ麺類でも、副菜や薬味などでタンパク質やビタミン、ミネラルを補うようにしましょう。
⑤秋に抜け毛が増える原因
・夏の紫外線の影響
夏に蓄積した紫外線ダメージが、秋に抜け毛として表れるというのが、季節を要因とする抜け毛の中でも多いパターンです。
・夏バテの影響による栄養不足
栄養不足による抜け毛は、すぐに表れるというよりも、栄養不足が続くことで体が対応しきれずに抜け毛として表れるというパターンが多くなります。そのため、夏の最中よりも秋口の方が、抜け毛が多くなることもあります。
・季節の移り変わりは動物の性質で抜け毛が増える
犬や猫など毛のある哺乳類を見ていると分かりますが、季節の移り変わりで毛が生え変わるという性質があります。人間も、動物ほど顕著ではありませんが、季節により若干抜け毛が増えるということもあるようです。
・ヘアサイクルの乱れ?
ここまで書いたこと以外にも、夏から秋へ、日照時間が変化するなど、季節の変化で体の調子が崩れ、ヘアサイクルが乱れるということもありますし、季節に関係ない原因でヘアサイクルの乱れが起きていることも考えられます。
⑥秋の抜け毛対策
・夏の間から初めておく事
⑴帽子やUVスプレーで髪と頭皮を紫外線から守る
紫外線を原因とする抜け毛は、とにかく紫外線を浴びないことが対策となります。これは、夏の対策と同様です。
⑵頭皮を清潔に保つ
夏ほどではありませんが、秋も、残暑が厳しく、アウトドアも多い季節なので、頭皮が汚れやすい季節です。毎日の洗髪で、しっかりと汚れを落とすようにしましょう。
⑶規則正しい生活を過ごす
自律神経を整えるために、規則正しい生活は有効です。朝、決まった時間に置き、陽の光を浴びて、食事もなるべく決まった時間に、夜もしっかり睡眠時間を取れるように就寝する。これだけでも、体の調子が随分違ってきます。
・秋に入ってからする事
⑴育毛剤でこまめにケアをする
抜け毛が気になるなら、夏の間も育毛剤を使うのはありですが、夏はダメージの予防に力を入れるのに対し、特に秋に入ってからは、ダメージの修復と再生に重点を置きます。その一つが、育毛剤でのこまめなケアです。
⑵十分な睡眠をとる
これも夏から行いたいところですが、暑さでどうしても睡眠時間が短くなります。それに対して秋は、特に夜は過ごしやすい気候が多いので、ここでしっかりと睡眠時間を取り、体の回復をはかります。
⑶栄養バランスが整った食事をとる
ダメージから回復するためには、栄養バランスの良い食事は欠かせません。食欲も出てくる頃ですので、好きなものに偏りすぎないように気を付けつつ、不足していた栄養をしっかりと補いましょう。
⑦冬の抜け毛の原因
・乾燥による皮脂分泌の増加
冬は体中が乾燥しがちですが、頭皮も例外ではありません。乾燥も頭皮環境に良くないのですが、乾燥をカバーしようと体が皮脂分泌を盛んにして、逆に頭皮環境が乱れるということもあります。頭皮の状態はこまめにチェックしましょう。
・体の冷えによる血行不良
冬は何といっても血行不良が、さまざまなトラブルを引き起こします。特に末端は冷えやすく、血液も届きにくくなります。マッサージなどを、血液を体の末端まで行き届かせるようにこまめに行いましょう。
⑧冬に増える増える抜け毛の対策
・帽子をかぶって頭皮を寒さから守る
夏は紫外線対策に帽子が有効ですが、冬も、寒さや乾燥から頭皮を守るために、帽子が有効です。化繊は静電気も起きやすく吸湿作用があまりないので、綿やウールの帽子がより効果的です。
・血行促進の為低めの温度のお風呂に長くつかり体の芯まで温める
冬はとにかく血行不良になりがちなので、毎日でもお風呂につかりたいところ。暑すぎない温度で、ゆっくり長くつかれるようにしましょう。
・乾燥を防ぐ為シャンプーをしすぎない
シャンプーは1日1回までが目安。あまり汚れていないようなら、お湯だけで洗い、1日おきのシャンプーでも良いぐらいです。
・頭皮専用のクリームなどで保湿
それでも頭皮が乾燥しているようなら、頭皮専用のクリームなども販売されているので、活用しましょう。
6、抜け毛が多くなる期間に注意する事
①偏った食生活・過度なダイエットはやめる
偏った食生活・過度なダイエットによる栄養不足は、抜け毛を促進してしまいます。抜け毛が多いと感じたら、食生活はバランス重視でいきましょう。
②運動不足の解消の為のウォーキング
有酸素運動であるウォーキングは、血行を促進し、ストレス解消にもなり、頭皮環境の改善に有効です。一駅でも良いので、日頃から歩く習慣をつけましょう。
③過度なストレスは回避し、ストレス解消の方法を自分で作っておきましょう
ストレスはとにかく良くありません。ストレスは回避するのが一番ですが、会費できない状況もあります。そんなときは、ストレスを解消できる方法を持ちましょう。
④睡眠不足は薄毛の天敵です、しっかりと睡眠をしましょう
睡眠不足は、抜け毛を促進してしまうことになります。せっかく他の対策をしていても、その対策が十分に効くためには、睡眠時間が必要です。
7、季節以外な慢性的な抜け毛の原因
①ヘアサイクルの乱れ
季節以外にも、ヘアサイクルが乱れることはあります。一見、季節が要因の抜け毛と同じように見えますが、食事や生活習慣、ヘアケアなど、季節関係なく行っていることが原因でヘアサイクルが乱れることもあります。
また、女性の場合は、ホルモンバランスの変化がヘアサイクルの乱れを招くこともあります。
②AGAを発症しているかも?
季節以外が原因の抜け毛としては、男性の場合、AGA(男性型脱毛症)が原因の抜け毛が多いでしょう。
8、慢性的な抜け毛に効果的な対策
①シャンプーを見直す
安いシャンプー、洗浄力重視のシャンプーが、頭皮環境を悪化させて、抜け毛の原因となっていることがあります。抜け毛対策におすすめのシャンプーの基本は、アミノ酸系、ノンシリコンのシャンプーです。
②ドライヤーでしっかりと乾かす
シャンプーの後に髪を乾かさなかったり、生乾きのままでいたりすると、髪に汚れが付着するなど、頭皮環境を悪化させてしまいます。シャンプー後のドライヤーは、抜け毛対策の基本です。
③頭皮マッサージで血行促進
頭皮が血行不良になっている場合は、頭皮マッサージも効果的です。ぬるま湯で髪を流しているときや、髪を乾かしているとき、その後などに優しくマッサージしてあげましょう。
④ブラッシングだけでも効果はあり
ブラッシングも、髪の毛や頭皮の環境を整え、血行促進に多少の効果があります。その際、頭皮をたたくのはNGで、やさしく髪の毛と頭皮を扱うようにしましょう。
⑤育毛剤で頭皮環境の改善
育毛剤は、頭皮環境の改善に直接的な対策です。特に、ホルモンバランスの変化やAGAなど、食生活や生活習慣の改善だけでは対策が難しい抜け毛の場合、育毛剤がおすすめです。
9、女性の抜け毛が増える時期って?
①髪を束ねるヘアスタイルの多い夏
髪の毛を束ねることで、髪の生え際などが引っ張られ、抜け毛が増えることがあります。特に夏は、髪の毛を束ねる機会が多く、しかも紫外線などで頭皮にダメージが及びやすい季節なので、要注意です。
②体調不良によるホルモンバランスの乱れ
女性の体調不良は、ホルモンバランスの乱れを招くことがあります。これにより、抜け毛が多くなるということもあるようです。体調不良に関しては、自己判断をせずに一度病院に活きましょう。
③産後の抜け毛の増加
産後も、ホルモンバランスの乱れにより、一時的に抜け毛が多くなることがあります。これは、産後半年~1年程でおさまるものなのであまり気にしなくても大丈夫ですが、食事や生活習慣の改善も効果的です。
10、幼児の抜け毛は8月から9月に増える?
成長の盛んな幼児ですが、8月から9月、夏から秋ごろに抜け毛が多くなることがあるようです。これは、すでに解説した紫外線ダメージや、動物の性質の名残などが考えられるようです。皮膚に異常がなく、秋になって治まるようなら気にする必要はありませんが、抜け毛が続く場合や、皮膚に何か異常がある場合は、病院で診断してもらうようにしましょう。
以上が抜け毛の原因です。様々の要因が考えられます。自分の抜け毛の原因をしっかりと把握し、自分に適した抜け毛の対策を実施しましょう。