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抜け毛予防はスカルプシャンプーでできる?

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インターネットやドラッグストアで見かけることも多くなったスカルプシャンプー。スカルプシャンプーといってもたくさんありますが、どういったシャンプーなのか、抜け毛の予防効果があるのか、どういうものを選ぶべきなのかを見ていきましょう。

1、抜け毛の原因とは?

①自然脱毛

髪の毛には毛周期と呼ばれるサイクルがあり、毛周期で休止期に入った髪の毛は薄毛とは関係なく自然と抜けていきます。これを自然脱毛といい、一日50~100本の髪の毛が抜け落ちます。季節の変わり目は抜け毛の本数が200本にいくこともありますが気にする必要はありません。

 

②AGA

男性型脱毛症のことであり、原因は遺伝や男性ホルモンの影響、環境、ストレスなど様々な要因も重なって起こると考えられています。AGAはそのままにしておくと抜け毛が進行しますので早めの対策が必要です。

 

③薬の副作用

髪の毛の細胞分裂や毛根への血流、自律神経のバランスに影響を与える薬の副作用で脱毛することがあります。有名なのは抗がん剤で、抗うつ薬や抗不安薬、ステロイドなどでも髪が抜けます。

 

④病気

脂漏性脱毛症があげられます。頭皮から分泌される皮脂が過剰となり、その皮脂が毛穴に詰まりこびりつくと、皮脂にある常在菌が異常繁殖してしまい、炎症を起こします。その結果毛が抜けてしまいます。

 

⑤産後の脱毛症

分娩後脱毛症または産後脱毛症とも言われ、妊娠中に変化する女性ホルモンの影響でヘアサイクルも変わります。産後女性ホルモンが正常に戻ることで起こります。産後のストレスや栄養不足で円形脱毛症を併発することもありますので、産後の体調管理には注意が必要です。

 

⑥ストレス

強いストレスや精神的なショックを受けたことで頭部の一部に起こる脱毛症が円形脱毛症です。神経性脱毛症ともいわれます。ストレスによる睡眠不足でも起こるとされ、自己免疫反応によって引き起こされるとも考えられています。発症する兆候がなく、気づいたらできているということもあります。

 

⑦加齢

老化により細胞の働きが低下するため脱毛していく症状です。頭皮が乾燥し、血管が透けて見えるという特長があります。

 

⑧頭皮環境の悪化

大量にフケが発生すると毛穴を塞いでしまい、それが原因で炎症を起こして脱毛してしまいます。これを粃糠(ひこう)性脱毛症といいます。湿疹やかゆみを伴うこともあり、シャンプーの仕方やシャンプーの種類との相性が原因とされます。

 

2、抜け毛の予防・改善方法

①シャンプーで頭皮環境改善

皮脂の過剰な分泌、大量のフケ、頭皮の炎症やかゆみなどが出た場合、頭皮環境の悪化が考えられます。洗浄力の強いシャンプーはかえって頭皮環境を悪化させるので、地肌にやさしいアミノ酸系シャンプーを選ぶとよいでしょう。

 

②生活習慣改善

抜け毛に悩む人の多くは規則正しい生活ができていないことがあります。夜更かしをしすぎると、毛母細胞の分裂が低下し、髪の成長の妨げとなります。また、髪はタンパク質でできていますので、健康な髪の成長には良質なタンパク質が欠かせません。まずは食事と睡眠を見直しましょう。

 

③頭皮マッサージ

頭皮マッサージは身近に実践できる頭皮ケアで、血行がよくなることで酸素や栄養素がうまく運ばれ髪が成長します。また頭皮を柔らかくする効果もあり、髪が生えやすい状態となります。効果的なマッサージ法を身につけて毎日おこないましょう。

 

④育毛剤の使用

AGAなど抜け毛がひどい方は育毛剤の使用で対策をしましょう。抜け毛予防のための育毛剤の使用は、頭皮ケアに重点をおいたものがおすすめです。頭皮マッサージを併用するとより効果が得られます。

 

⑤クリニックの受信

抜け毛は自分で予防、改善できる範囲のものもあれば、病院にかからなければならないものもあります。AGAはAGA専門のクリニックなどを、女性ホルモンの乱れによる脱毛は婦人科を、フケ、かゆみなどの頭皮異常は皮膚科を、強いストレスやショックによる脱毛は精神科を受診しましょう。

 

⑥ストレスの発散

過度のストレスはホルモンの分泌や脳のはたらきが低下を低下させ、体の老化が進行しやすくなります。体の老化は髪にも影響します。適度な運動、読書、十分な睡眠でストレスを溜めないようにしましょう。

 

3、抜け毛に効果的なスカルプシャンプーの選び方

①成分に注意する

スカルプシャンプーはその名の通り頭皮のケアを目的としているシャンプーです。含まれる成分より高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系のシャンプーに分けられます。自分の頭皮の状態にあったスカルプシャンプーを選ぶことが大切です。

 

②アミノ酸洗浄成分の物を選ぶ

アミノ酸は大豆やシルク、コラーゲンなど天然由来のものからつくられるので肌への刺激が少なく、コンディショニング効果があるので髪の乾燥を防ぎ、髪のパサつきや髪の広がりを抑えてくれます。また、髪のエイジングケアの効果もあります。

 

③石油系界面活性剤を使用しているものは避ける

石油系合成活性剤は洗浄力・脱脂力・殺菌効果が非常に強いため、シャンプー後の爽快感を感じられます。しかし、洗浄力が強すぎるため、過剰に頭皮の皮脂を取り除き頭皮の乾燥やかゆみ、フケといった頭皮トラブルを起こす可能性があります。

 

④ノンシリコンを選ぶ

石油系界面活性剤のなかのシリコンという成分は髪をコーティングしますが、頭皮につくとなかなか取れないため、毛穴を防いでしまいます。湿疹やかゆみにつながる毛穴詰まりを防ぐためにも、ノンシリコンのものを選びましょう。

 

⑤育毛成分が配合されているもの選ぶ

スカルプシャンプーを使う目的は、頭皮を正常化し健康な髪を生やすこと。配合されている成分が、血行促進、頭皮環境改善の効果をもつ生薬ならば頭皮にも優しくいいでしょう。配合されている成分をよく確認して選びたいものです。

 

⑥保湿成分が配合されている物を選ぶ

スカルプシャンプーは髪をコーティングするシリコンが配合されていないことが多いため、洗い上がりの髪がきしむ場合があります。きしみを防ぎ、髪をしっとり保つために保湿成分が配合されているものを選びましょう。

 

⑦継続可能なコスパの物を選ぶ

人間の肌は28日間で生まれ変わるといわれています。頭皮も同じように頭皮環境が整うまでには日数を要します。スカルプシャンプーは一般的なシャンプーよりも値段も高くなりますので、長く続けられるコスパのものがおススメです。

 

⑧実際に使用し、香りやテクスチャーを確認する

同じような効果を望めるものでもたくさんのスカルプシャンプーがあります。生薬などの成分によって香りも変わるでしょう。最終的には香りや使用感を自ら確かめることも大事です。

 

4、髪の良い成分、悪い成分

①髪に良い成分

・アミノ酸

アミノ酸は身体の素になるたんぱく質を構成している成分であり、皮膚や髪もアミノ酸から構成されています。ラウロイルグルタミン酸、ココイルグルタミン酸、ココイルメチルタウリンといったものがアミノ酸成分です。

 

・グリチルリチン酸

カンゾウの根から抽出される成分で、抗炎症作用や抗アレルギー作用、殺菌作用がありすこやかな頭皮を保ちます。それにより健康な髪が成長するのをサポートしてくれます。

 

・ホホバ油

天然由来のオイルで、髪や頭皮をフケやかゆみの原因である乾燥から守り、またクレンジング効果で頭皮の汚れを落としてくれます。天然由来なので低刺激で安心して使用できます。

 

・ノコギリヤシ

ヤシ属ヤシ科の植物で天然の成分であり、AGAの原因物質DHTを作り出す酵素5αリダクターゼを阻害することで、抜け毛を予防します。副作用がありません。亜鉛との組み合わせで相乗効果が期待できます。

 

・アミノ酸界面活性剤

アミノ酸を原料とした界面活性剤です。あまり泡立ちませんが、適度な洗浄力があり、洗い上がりのツッパリ感がありません。弱酸性であるため制菌性が期待できます。低刺激で頭皮にも優しく敏感肌でも使用できます。

 

②髪の悪い成分

・ラウレス硫酸Na

非常に洗浄力が高い高級アルコール系の界面活性剤です。泡立ちが良く、洗浄力が強いため皮脂まで落とし乾燥を招く恐れがあります。乾燥はフケかゆみの原因や、逆に皮脂量が増加して頭皮トラブルを起こす可能性もあります。

 

・ラウリン硫酸Na

泡立ちがよく洗浄力も高くて原材料も安い高級アルコール系界面活性剤です。ラウレス硫酸Naよりも分子量が小さく頭皮に残りやすい、刺激も強い点で、頭皮への負担も大きく頭皮トラブルを引き起しかねません。

 

・合成界面活性剤

水と油など、本来なら混ざりあわない性質の異なる物質の界面にはたらき、二つを馴染ませ、混じりあうことができるように人工的に合成されたもので、洗浄力はありますが、体に害を及ぼす可能性もあります。高級アルコール系界面活性剤のラウレス硫酸Na、ラウリン硫酸Naともに合成界面活性剤です。

 

5、抜け毛が気になったらまず最初にシャンプーを見直してみましょう

抜け毛が気になりだした場合、頭皮環境の悪化がまず考えられます。まずは毎日のシャンプーを見直すことが大事。低刺激のアミノ酸系のスカルプシャンプーで髪も頭皮もやさしく洗いあげ、頭皮環境を整えて抜け毛を防ぎましょう。

育毛剤 BUBKA ZEROとは?


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